「日本で一番早く感動する夏へ」――2004 年に誕生した琉球海炎祭は、毎年4月中旬に行われる全国屈指の音楽シンクロ花火大会。
昼は海遊びとライブ、夜は約1万発が沖縄民謡から最新ヒットまで多彩なサウンドと完全同期し、南国の海と空を巨大スクリーンに変える。
基本情報(時期・規模・会場)
項目 | 例年の目安 |
---|---|
開催時期 | 4月中旬の土曜(2025 年は4/19) |
花火時間 | 19:00~19:50(約50 分)※開場15:30 |
打ち上げ数 | 約10,000発 |
会場 | 宜野湾海浜公園 トロピカルビーチ(沖縄県宜野湾市) |
観覧形態 | 全席有料指定(エリアにより4,000~35,000円)、立見自由エリアなし |
想定来場者 | 3万~4万人 |
公式サイト:https://www.ryukyu-kaiensai.com/
由来と歴史
年 | トピック |
---|---|
2004 | 沖縄の春閑散期観光を活性化する目的で第1回開催。 |
2010 頃 | 音楽フルシンクロ演出を導入、10,000 発体制へ拡張。 |
2023 | 20 回記念でコシノジュンコ監修花火など“コラボ花火”が話題。 |
現在 | 「日本で一番早い夏の大花火」として春恒例イベントに定着。 |
祭り全体の流れと花火の見どころ
時間帯 | コンテンツ(例年) | ハイライト |
---|---|---|
15:30~ | ビーチエリア開場・キッチンカー、SUP 体験 | 夕陽を浴びる青い海で前夜祭気分 |
17:00~ | ライブステージ(アイドル・エイサー・DJ) | 南国×音楽でテンションUP |
19:00~19:50 | 花火ショー | – BGMと 0.01 秒単位で同期する 10,000 発 – 直径 300 m の尺玉連発と台船2隻のワイドスターマイン – “美ら海イルミネーション玉”が海面に上下二重の光輪を描く |
例年のアクセス&モデルプラン
起点 | ルート | 所要 | メモ |
---|---|---|---|
那覇空港 | リムジンバス約50 分→コンベンションセンター前 | 直行・座席指定便あり | |
那覇バスターミナル | 99・32 系統約40 分→真志喜下車徒歩10 分 | ||
車(沖縄道 西原 IC) | 国道58→県道 34 約25 分→臨時 P → シャトル | 周辺18:00~22:00規制・要予約P |
モデルプラン
13:00 那覇市内発→14:00 美ら海水族館◆or◆北谷アメリカンビレッジで買い物→17:00 会場入り・ビーチライブ→19:00 花火→21:00 北谷の夜景バーへ移動
周辺宿泊先の目安
宿名 | 会場まで | 特徴 | 料金目安* |
---|---|---|---|
ラグナガーデンホテル | 徒歩15 分 | 全室バルコニー海向き・屋内外プール | \14,000~ |
ムーンオーシャン宜野湾 ホテル&レジデンス | 徒歩12 分 | キッチン付コンド型・海一望インフィニティ風呂 | \9,500~ |
ヒルトン沖縄瀬底リゾート | 車25 分 | 白砂ビーチ隣接・リゾート派向け | \18,000~ |
ホテル ストレータ那覇 | ゆいレール旭橋駅隣接→バス40 分 | シティ派・露天プール付デザインホテル | \8,000~ |
オキナワ グランメールリゾート | 車20 分 | コスパ重視・大浴場&無料P | \7,000~ |
*4月平日素泊まり参考。大会日は+30~50 %増を想定。
FAQ
Q | A |
---|---|
無料席はある? | ありません。全席有料指定です。 |
チケット発売は? | 例年 3月上旬 に公式サイトとコンビニ端末で開始。 |
荒天時は? | 雨天決行、強風・高波などで安全確保不能の場合は中止(順延なし)。 |
駐車場は? | 臨時 P は事前予約制(2,000 円)。予約後シャトル利用。 |
ドローン OK? | 会場・周辺上空は飛行禁止。 |
まとめ
春の沖縄を代表する琉球海炎祭は、ビーチリゾートと最新テクノロジー花火のコラボで「日本一早い夏」をつかさどるイベント。
10,000 発の音楽同期花火を快適に楽しむなら 有料席を早期確保し、バスやシャトルでスマートアクセス が鉄則だ。
昼の海遊び・夕暮れライブから夜の花火まで、丸1日かけて南国の春夏を先取りしよう。