【大曲の花火 攻略】内閣総理大臣賞を懸けた日本最高峰の競技花火と宿5選

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「日本一の花火はどこか?」

その答えを決める 1 日が、秋田県大仙市の雄物川河畔で 100 余年続いています。

8 月 30 日 17:30――まだ夕日に染まる空を彩る “昼花火” で幕開けし、夜は 1 万 8,000 発 の割物・創造花火が炸裂。全国 30 社の花火師が技術と芸術性を競い合い、最高得点には 内閣総理大臣賞 が授与される“花火の甲子園”です。

この記事では 大会の歴史年表・席の選び方・アクセス・宿泊 5 選 を総まとめ。

頂点を決める夜を、最高のポジションとプランで味わい尽くしましょう!

基本情報

項目内容
開催日2025 年 8 月 30 日(土)17:30~21:30(荒天時 31 日へ順延)
打ち上げ数18,000 発(昼花火 2,500/夜割物・創造・大会提供計)
会場大仙市雄物川河川敷「大曲花火大橋下流」
観覧席プラチナペア 60,000 円~/イス席 7,000 円~ など 10 タイプ(6 月上旬抽選販売)
主催大曲商工会議所・大仙市
問合せ大曲商工会議所花火振興事業部 0187-62-1262

全国花火競技大会「大曲の花火」オフィシャルサイト:https://www.oomagari-hanabi.com/?utm_source=chatgpt.com

由来と歴史 ――明治の“煙火共進会”から日本最高峰へ

  • 1910 年
    諏訪神社祭礼の余興として「奥羽六県煙火共進会」開催。これが大曲の花火の始まり。
  • 1921 年
    “全国煙火競技大会”に改称し、尺玉競技が正式種目化。
  • 1948 年
    戦後復活。会場を雄物川左岸に固定し、集客規模が急拡大。
  • 1964 年
    創造花火(音楽・特殊効果を伴う自由演出)部門を新設、日本初の芸術競技へ。
  • 2000 年
    夜花火総合優勝に「内閣総理大臣賞」新設。以降“日本一”の証として君臨。
  • 2011 年
    東日本大震災で自粛を検討も「被災地へ希望を」と予定通り開催。
  • 2020 年
    コロナ禍で史上初の無観客・生配信。オンライン視聴 50 万超。
  • 2025 年(第 97 回)
    グリーン花火宣言:全使用火薬 10 % をバイオ由来に置換、CO2 オフセット開始予定。

国内宿泊

コラム

正式な公的認定ではないものの、花火師や愛好家の間では
大曲の花火(秋田)
長岡まつり大花火大会(新潟)
土浦全国花火競技大会(茨城) を総称して「日本三大花火」と呼ぶのが通例。

いずれも「競技部門(内閣総理大臣賞クラス)」「大規模打ち上げ」「地域一体の祭文化」を兼ね備えているのが共通点とされる。

大曲はその発祥が最も古く、“競技花火の頂点” として位置づけられることが多い。

見どころ BEST 5

  • 昼花火「色煙・型物」
    青空をキャンバスにした色煙文字・千輪は大曲名物。
  • 10 号割物の三段変化
    直径 320 m の大輪が 3 段階で色替わりする究極の職人技。
  • 創造花火 × フルオーケストラ音源
    花火師自作の曲に 0.01 秒単位で同期、観客審査も実施。
  • 大会提供「大曲の花火 ? 光と響」
    幅 800 m から放たれる 1,500 発のワイドスターマインが雄物川を黄金に。
  • フィナーレ「正三尺玉2連発」
    打ち上げ高度 600 m・開花直径 550 m、日本最大級が連続で夜空を割る圧巻のクライマックス。

アクセス & 周辺モデルプラン

起点ルート所要ポイント
秋田空港空港リムジン→JR 秋田駅→奥羽本線約 90 分秋田駅 15:00 発臨時特急「花火号」運行
東京秋田新幹線「こまち」→大曲駅約 3 時間 10 分当日臨時便あり(全席指定)
秋田道 大曲 IC→臨時 P15 分P→シャトルバス 20 分/IC 出口規制あり

大会日 1day プラン
9:00 大曲駅着 → 10:00 花火伝統文化継承資料館で予習 → 12:00 横手やきそばランチ → 14:00 観覧席入場 → 17:30 昼花火 → 21:30 終了 → 22:30 ホテル着。

花火が見えるおすすめ宿泊先 5 選

スタイル宿名花火ビュー/特長目安料金*こんな人に
駅前ビジホ最前線ホテルルートイン大曲駅前上層階南向き客室から一部花火遠望。毎年抽選販売プランあり素泊 7,000~13,000円徒歩帰還・コスパ
シティホテル老舗大曲グリーンホテル雄物川寄り客室でワイドスターマインを斜め観賞朝食付 8,000~15,000円グループ旅
川沿いリバーサイドリバーサイドホテル大曲川面ミラーを客室窓から一望。花火ビュープラン人気朝食付 9,000~16,000円写真派
森の中の隠れ宿山の手ホテル高台露天から遠望+美人の湯。大会日専用朝食のみプラン朝食付 18,000~30,000円温泉&静養
田沢湖絶景リゾートホテルグランド天空(田沢湖高原温泉)湖と花火を一枚に収める天空ビュー。車 40 分で渋滞回避2食付 14,000~24,000円ドライブ&観光

*2025 年 5 月平日参考。大会当日は +30 % 目安。

FAQ

QA
観覧席抽選に外れたら?6 月下旬~7 月上旬に二次販売や旅行会社ツアー枠が出るので公式サイトを随時確認。
無料で観られる場所は?花火大橋上流の河川敷フリーエリア。ただし早朝から場所取り必須。
昼花火はどこで見る?17 時前に席へ。白飛び防止にサングラス・ND フィルターがあると撮影しやすい。
雨天でも開催?小雨決行。風速 10 m/s・雷警報で翌日順延を 12 時に判断。
ドローン撮影は?航空法・大会規定で全面禁止。違反は即退場。

まとめ

  • 8/30 17:30 開始/18,000 発
  • 昼花火 → 夜割物 → 創造花火 → 大会提供 と 4 ステージ構成
  • 席は 6 月上旬抽選/宿は年明けから抽選・早割が基本

“花火師の夢舞台”と称される日本最高峰の競技会を、ベストシートと計画で体感し、あなたの「今年の No.1 花火」を決めに行きましょう!

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