ゴールデンウイーク恒例の那覇ハーリーは、約600年の歴史を持つ爬龍船(はりゅうせん)の競漕行事。
昼間のレースを締めくくるのが、那覇港沖に浮かべた台船から放つ各日1,000発の花火だ。
照り返す海面と市街の夜景に映える“港町ならでは”の光景が、3日間にわたり夏の始まりを告げる。
基本情報(時期・規模・会場)
項目 | 例年の目安 |
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開催時期 | 5月3日・4日・5日(GW) |
花火時間 | 各日20:00~約15分 (※2025年は最終日のみ) |
打ち上げ数 | 1日約1,000発(3日計約3,000発) |
会場 | 那覇港新港ふ頭(那覇市港町1丁目) |
観覧形態 | 港湾エリア自由観覧・入場無料 |
想定人出 | 3日間で約18万?20万人 |
沖縄LOVEweb:https://okinawaloveweb.jp/event/114308.html
由来と歴史
年 | 出来事 |
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15世紀頃 | 中国伝来の爬龍船行事が琉球で広まり豊漁祈願のハーリーに。 |
1975 | 沖縄国際海洋博覧会を契機に那覇ハーリーを現行規模で復活。 |
2024 | 第50回記念大会を開催、花火は3夜各1,000発。 |
現在 | 中学生レース・体験乗船・ライブと花火の3日間構成が定番。(※2025年の打ち上げ花火は最終日のみ) |
祭り全体の流れと花火の見どころ
時間帯 | プログラム(3日間共通) |
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10:00~ | 中学生対抗レース(初日)/体験乗船(2日目)/本バーリー決勝(最終日) |
12:00~ | 屋台・キッチンカー約200店、特設ステージライブ |
20:00~ | 花火ショー(約15分) ・台船から早打ちスターマイン ・港と高層ビルの夜景に映る“逆さ花火” ・グラデーション花火が海面をカラフルに照らす |
例年のアクセス&モデルプラン
起点 | 交通 | 所要 | メモ |
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ゆいレール 旭橋駅 | 臨時バス約10分/徒歩25分 | 終演後バス増便 | |
那覇空港 | バス25分→泊高橋下車徒歩15分 | 空港から直行可 | |
車(那覇 IC) | 国道58号経由約20分→臨時P→徒歩 | 周辺17:00~22:00規制・P早期満車 |
モデルプラン
15:00?国際通りで昼食 → 17:00 新港ふ頭到着・屋台散策 → 19:00 船だまり付近で場所取り → 20:00 花火 → 21:00 泊港周辺で沖縄料理の夜食
周辺宿泊先の目安
宿名 | 会場まで | 特徴 | 料金目安* |
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沖縄ハーバービューホテル | 車10分/バス15分 | シティ高層・屋外プール | \8,000~16,000 |
ダブルツリーbyヒルトン那覇 | ゆいレール旭橋駅前 | 立地重視・観光に便利 | \10,000~18,000 |
ホテルアクアチッタナハ | 徒歩20分 | 屋上インフィニティプール | 7,000~15,000 |
オリオンホテル那覇 | 国際通り沿いバス15分 | ショッピング派向け | 8,800~19,800 |
スマイルホテル那覇シティリゾート | 徒歩18分 | コスパ◎・朝食沖縄料理 | \3,700~8,500 |
*5月平日素泊まり参考。GWは+30~50%増を想定。
FAQ
Q | A |
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有料席はある? | 設定なし。全エリア自由観覧。 |
場所取りは? | 好位置は18時頃で7割、19時でほぼ満席。 |
荒天時は? | 荒天・高波の場合は中止(順延なし)。速報は市観光協会SNS。 |
駐車場は? | 港内なし。臨時P(有料)は早期満車につき公共交通推奨。 |
ペット同伴は? | リード着用で可。打上げ音に注意。 |
まとめ
那覇ハーリー花火大会は、爬龍船レースの熱気をそのまま夜空へ引き継ぐ各日1,000発×3夜の港花火。(2025年の打ち上げ花火は最終日だけでした)
無料で気軽に楽しめる分、混雑回避には公共交通+早めの場所確保が必須だ。
日中は体験乗船や屋台、夜は花火というゴールデンウイークの沖縄らしい1日を満喫しよう。