福井県坂井市・三国サンセットビーチで8月11日に開催される「三国花火大会」は、海上で開花する二尺玉の水中花火が名物。
1時間で約1万5千発を連続投入し、海と夜空を巨大なスクリーンに変える国内屈指のビーチ花火です。
基本情報
項目 | 内容 |
---|---|
開催日 | 2025年8月11日(月・祝) ※荒天時は12・13日に順延 |
打上げ時間 | 19:30~20:30(約60分) |
打上げ数 | 約15,000発 |
会場 | 三国サンセットビーチ・九頭竜川ボートパーク |
有料席 | イス席3,000円~/砂浜シート席9,000円(5名) ほか |
アクセス | えちぜん鉄道三国港駅から徒歩5分/北陸道金津ICから車40分 |
駐車場 | 臨時4,000台(事前予約制・シャトルバス運行) |
問合せ | 三国花火実行委員会 0776-50-3152 |
公式サイト | https://www.mikuni.org/hanabi/ |
由来と歴史
- 戦前から続く海上花火:1930年代には私鉄(旧三国芦原電鉄)が主催する海水浴場の集客イベントとして始まった記録が残ります。
- 一時中断と復活:石油タンク建設に伴い1968~1980年は中止。1981年に地元有志の手で復活し、現在の大規模大会へ成長しました。
- 北陸屈指の規模へ:1980年代後半から二尺玉水中花火を導入し、観客数は近年24万人超に達しています。
見どころ
- 二尺水中花火
直径60 cmの玉を海上に投げ込み、海面に半球を描く特大水中花火。錦冠が海面まで垂れ下がる演出は三国ならでは。 - ワイドスターマイン
砂浜全幅を使い、横一線に広がる早打ち。空と海のリフレクションで迫力が倍増。 - 色変化グラデーション
赤→青→金と色が階段状に変わるプログラムが夜空をキャンバスに。 - フィナーレ斜め打ち連発
角度違いの軌道が交差しながら2000発を一気打ち。観客のカウントダウンと同期して点火され、歓声が最高潮に。
アクセス&モデルプラン
起点 | ルート | 所要 | メモ |
---|---|---|---|
JR福井駅 | えちぜん鉄道→三国港駅(45分)→徒歩5分 | 約50分 | 帰路は臨時列車あり |
JR金沢駅 | 北陸新幹線→芦原温泉駅25分→シャトルバス30分 | 約70分 | 新幹線利用派に便利 |
車 | 北陸道金津IC→臨時P→シャトルバス15分 | 40分+ | 会場付近は終日交通規制 |
1日モデル
14:00 えちぜん鉄道で三国港着 → 15:00 東尋坊散策&イカ丼ランチ → 17:30 有料席入場 → 19:30 花火鑑賞 → 21:30 あわら温泉宿へチェックイン
宿泊先5選(花火大会+温泉を満喫)
宿名 | タイプ & 推しポイント | 会場まで | 目安料金* | こんな人におすすめ |
---|---|---|---|---|
グランディア芳泉(あわら温泉) | 広々庭園露天とビュッフェが人気の老舗リゾート | 車20分 | 17,000~25,000円 | 温泉も食も豪華に |
まつや千千(あわら温泉) | 全客室自家源泉風呂+北陸海鮮会席が評判 | 車20分 | 18,000~28,000円 | 美食・露天付き客室派 |
三国オーシャンリゾート&ホテル | 高台から日本海一望。花火遠望も可 | 車10分 | 13,000~20,000円 | 眺望重視・近場派 |
センチュリオンホテル リゾート&スパ | 大浴場&屋内プール併設。ファミリー向け | 車15分 | 11,000~17,000円 | 子連れ&アクティブ派 |
ホテルルートイン福井駅前 | 駅徒歩2分・大浴場あり。翌日の福井観光に便利 | 電車+徒歩50分 | 7,000~11,000円 | コスパ・鉄道旅派 |
*2025年6月時点の1泊朝食付き最安目安。大会前後は+20~40%高騰傾向。
FAQ
Q | A |
---|---|
有料席はいつ発売? | 6月上旬に公式サイトで販売開始。イス席は例年1週間で完売。 |
無料観覧エリアは? | 砂浜・堤防上は立見自由。午前中で満杯になるため早朝場所取り推奨。 |
シャトルバスの運行時間は? | 各臨時駐車場?乗降所間を15:00~19:00/花火終了後?最終までピストン運行。乗降所から会場までは徒歩約20分。 |
荒天時の対応は? | 小雨決行、荒天時は翌日・翌々日に順延。順延時はシャトルバス運行未定。 |
トイレは? | 仮設約150基。19時以降は20~30分待ちが目安。近隣コンビニは早めに利用を。 |
まとめ
三国花火大会は、海を舞台にした二尺水中玉とワイドスターマインが生む“立体花火”が最大の魅力。
海・空・観客の歓声がシンクロする60分間は、北陸の夏を象徴するスペクタクルです。
交通規制が厳しいため公共交通+宿泊が鉄板ルート。
温泉と海鮮も一緒に楽しみ、真夏の日本海を全身で味わい尽くしましょう!