仕事納め:官公庁の「御用納め」との違い・年末の基礎

冬の行事
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年のしめくくりに使う仕事納めという言葉。

一般には、会社や店舗など年内の最終営業日を指します。

一方、官公庁の年内最終日は御用納めと呼ばれ、根拠は「行政機関の休日に関する法律」。

同法で12月29日?1月3日が行政機関の休日と定められているため、その直前の開庁日が年内最終日となります。

銀行の休業日(12/31~1/3)や、証券取引所の大納会など、分野ごとの年末スケジュールも押さえておくと実務で迷いません。

本文では、確定している基礎情報だけを整理します。

行事の基本情報

区分内容
用語仕事納め=民間一般の年内最終営業日。御用納め=官公庁の年内最終開庁日。
官公庁の根拠行政機関の休日12/29~1/3・土日・祝日。よって直前の開庁日が年内最終日(御用納め)。
御用始め行政機関の休日明けの最初の開庁日(慣例上「1/4」起点。土日祝に重なる年は直後の平日)。
銀行の休業日銀行法施行令等により12/31~1/3・土日・祝日が休日。年末の窓口は各行の告知が確定情報。
取引所の年末(例)大納会=年内最終取引日。年により発表あり(例:2024年は12/30の案内)。当年のJPX告知が基準。

言葉の意味と由来

  • 仕事納め:年末にその年の業務を終えること・その日を指す語。民間一般で用いられます。
  • 御用納め:官公庁の年内最終開庁日を指す語。行政機関の休日(12/29~1/3)の直前開庁日が該当します。
  • 御用始め/仕事始め:年明けの最初の開庁日・営業日。官公庁は御用始め(慣例上1/4)の呼称が用いられます。

現代の過ごし方(実務の目安)

  1. 官公庁の手続き
     12/29~1/3は休み。年内の提出・受領は直前の開庁日までが目安です(各機関の窓口時間が確定情報)。
  2. 金融機関の取り引き
     12/31~1/3は銀行休業日。年内の振込・両替などは、各行の年末営業案内を事前確認してください。
  3. 市場・投資関連
     証券取引所の大納会/大発会は年ごとに発表があります。売買やイベントはJPXの当年告知を参照。

関連する雑学や逸話

  • なぜ官公庁は“12/28頃”が最終日になることが多い?
    行政機関の休日が12/29~1/3と法定されているため、その直前の開庁日が年内最終日となる仕組みです(年によって具体日付は暦で決まります)。
  • 銀行の年末休業の根拠
    銀行法施行令等で12/31~1/3が休日と規定。このため年末の窓口は12/30まで(年の暦により前倒しあり)。詳細は各行の公式発表が基準です。
  • 取引所の“締め”=大納会
    JPXは毎年、大納会・大発会の実施案内を公表しています(例:2024年大納会は12/30の公表)。名称は市場の年内最終取引日を指します。

まとめ

仕事納めは年内最終営業日の総称、官公庁では御用納めと呼びます。

根拠法令により、官公庁は12/29~1/3が休日、銀行は12/31~1/3が休業日。取引所は大納会を別途告知します。

民間の具体日付は各社の就業カレンダー・公式告知を確認すれば十分です。

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