足利花火大会ガイド｜渡良瀬川 2 万超えワイド花火とおすすめ宿 5 選

渡良瀬川の河原に夕暮れが落ち着くと、東西 800 m の仮設台船が静かに点灯を始めます。

8 月 2 日 19 時、合図玉を皮切りに 約 2 万 2,000 発 が 90 分で連続開花。

2 尺玉の衝撃音と川面に映るナイアガラ――これが 1903 年から続く 足利花火大会。

本記事では大会の歩み、観覧席のポイント、アクセス、花火が見える宿をまとめました。

夏の北関東を代表する夜を計画的に楽しんでください。

基本情報

年	出来事
1903	「足利大煙火大会」として渡良瀬川で 500 発ほどを打ち上げ、夏まつりの目玉に。
1930 年代	足利の織物業景気を背景に 5,000 発規模へ拡大。
1945	戦時中中断。戦後の織姫神社大祭とともに復活。
1966	川幅いっぱい（約 800 m）のワイドスターマインを導入。河原両岸に観覧席を整備。
1998	2 尺玉を初採用。直径 480 m の大輪が渡良瀬川上空を覆い話題に。
2013	打ち上げ数 2 万発を突破し、北関東最大級へ。
2020	コロナ禍で無観客配信＋ふるさと納税席を試験導入。
2025（第121回）	テーマ「彩（いろどり）」。ドローン照明と花火を組み合わせた序章演出を予定。

半日モデル
13:00 足利学校・鑁阿寺散策 → 15:30 足利マール牛タン定食 → 17:00 有料席入場 → 19:00 花火 → 21:00 終了 → 22:00 ホテル着。

スタイル	宿名	花火ビュー	目安料金*	推しポイント
駅前シティ	ホテルルートイン足利駅前	10F 展望浴場と客室南向きで遠望	朝食付 7,000-13,000 円	徒歩帰還
ビジネス＋コスパ	ニューミヤコホテル足利本館	最上階レストランから斜めビュー	素泊 6,500-11,000 円	ファミリー／駅近
渡良瀬川リゾート	ホテル高雄	客室バルコニーから正面ワイドスターマイン	2 食付 14,000-22,000 円	温泉＆景観
佐野アウトレット併用	コンフォートイン佐野藤岡インター	車 25 分／渋滞圏外、翌日アウトレットへ	朝食付 6,000-10,000 円	ドライブ旅
つる舞う里温泉	ホテル一乃館（館林）	車 30 分／露天風呂と創作和会席、送迎プラン有	2 食付 15,000-25,000 円	温泉ゆったり

*2025 年 5 月平日参考。大会日は＋20～30 % を想定。

Q	A
観覧席はいつ発売？	6 月上旬ふるさと納税先行、7 月 5 日一般販売。イス席は発売当日で完売する傾向。
無料で見られる場所は？	南大橋下流の河川敷立見エリア。ただし午前中でほぼ満杯。
ペット同伴は？	無料立見のみ可。観覧席・堤防道路は不可。
小雨決行？	風速 10 m/s 超・雷注意報で翌日順延。判断は当日 14 時に公式 SNS。
ドローン撮影可否	航空法と大会規定で半径 3 km 飛行禁止。