秋葉の火まつり|可睡斎(かすいさい)で行われる荘厳な火防大祭

お祭り
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静岡県袋井市の可睡斎で行われる「秋葉の火まつり」は、火防の神として信仰される秋葉三尺坊大権現を祀る行事です。

毎年12月15日・16日に開催され、護摩焚きや火渡り神事、松明行列など炎を用いた荘厳な儀式が繰り広げられます。

火災からの守護と家内安全を願う多くの参拝者で賑わう冬の大祭です。

基本情報

項目内容
行事名秋葉の火まつり
開催日毎年12月15日・16日
開催場所静岡県袋井市 可睡斎
特徴護摩焚き、火渡り神事、松明行列など炎を中心とした神事
公式サイトURL可睡斎公式サイト

由来と歴史

秋葉の火まつりは、火防の神「秋葉三尺坊大権現」を祀ることに由来します。

可睡斎(かすいさい)には秋葉総本殿から移された秋葉三尺坊が祀られ、毎年12月に火防祈願の大祭が営まれています。

護摩木を焚き上げ、火難除けや家内安全、商売繁盛を祈る信仰行事として全国から参拝者を集めています。

祭の流れと見どころ

  • 護摩焚き:僧侶が護摩木を焚き、祈願を込める荘厳な儀式。
  • 火渡り神事:燃え尽きた炭火の上を歩くことで無病息災を祈願。
  • 松明行列:夜には松明を手にした行列が境内を練り歩き、幻想的な光景を演出。

冬の冷たい空気の中、炎と祈りが織りなす光景は迫力と神秘性に満ちています。

アクセス&モデルプラン

  • アクセス
  • JR東海道本線「袋井駅」からバスで約20分
  • 東名高速道路「袋井IC」から車で約10分
  • モデルプラン
    午後に可睡斎を参拝 → 護摩焚きや火渡り神事を体験 → 夜は松明行列を見学 → 宿泊して翌日は小國神社や秋葉山本宮秋葉神社を巡拝すると充実した行程になります。

周辺の宿泊先

宿名アクセス・立地特徴
葛城北の丸可睡斎から車で約15分武家屋敷風の高級宿。美しい日本庭園と会席料理が魅力。
くれたけインいわた袋井駅から車で約15分朝食無料付きのビジネスホテル。観光にも便利。
ホテルルートイン磐田インター磐田ICから車で約5分大浴場・朝食付きで安定の快適さ。
くれたけインプレミアム袋井駅前袋井駅すぐ新しい設備と利便性の高い立地が特徴。
ABホテル磐田袋井から電車で約15分大浴場付きでリーズナブル。周辺観光拠点に最適。

FAQ

Q. 秋葉の火まつりは誰でも参加できますか?
A. はい、一般参拝者も護摩焚きや火渡りに参加できます。

Q. 雨天の場合は行われますか?
A. 雨天決行ですが、荒天時には一部神事が中止となる場合があります。

Q. 服装の注意点はありますか?
A. 火の粉が舞うため、燃えにくい服装や防寒対策をしての参拝がおすすめです。

雑学コラム:秋葉の火まつりの豆知識

  • 火防信仰の広がり
    江戸時代、火事が多発した都市部で秋葉信仰が盛んになり、全国各地に「秋葉神社」が建立されました。
  • 火渡り体験
    参拝者も火渡りに参加できるのが特徴で、多くの人が無病息災を願って挑戦します。
  • 可睡斎の由来
    「可睡斎」という名は、戦国時代に徳川家康が来訪した際、和尚が居眠りしていた姿を「可睡(眠るべし)」と称したことに由来します。

まとめ

秋葉の火まつりは、火防祈願に由来する迫力ある祭礼で、護摩焚き・火渡り・松明行列といった炎の神事が特徴です。

冬の袋井市で繰り広げられるこの行事は、火難除けと家内安全を願う人々にとって特別な意味を持つ伝統行事です。

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