山口県下関市と福岡県北九州市門司区、ふたつの街が海峡をはさんで同時に打ち上げる“日本唯一の両岸合同花火”。
2025年8月13日(水)19:35~20:50、下関側・門司側あわせて約1万8千発が関門海峡の水面を金銀に染めます。
奇数年の今年は門司側で開会式。
下関側10,500発・門司側7,500発というボリュームで、幅1.5 kmに渡るワイドスターマインが夜景と重なり“海峡全体が花火会場”に変わります。
基本情報
項目 | 内容 |
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開催日 | 2025年8月13日(水)※雨天決行・荒天中止 |
時間 | 19:35~20:50(下関 19:35/門司 19:40ごろ開始) |
打上げ数 | 下関側 約10,500発+門司側 約7,500発=計18,000発 |
会場 | 下関:あるかぽーと~カモンワーフ沖/門司:西海岸埠頭?レトロ地区沖 |
有料席 | 両岸で協賛桟敷・イス席など(例年5月中旬発売開始) |
観客数 | 約75万人(2019実績・両岸合計) |
主催 | 下関21世紀協会・門司側実行委員会 |
問合せ | 下関側 083-223-2001/門司側 093-331-8781 |
公式サイト:https://www.kanmon-hanabi.love/
由来と歴史
年 | ハイライト |
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1985 | 下関単独で「海峡花火」がスタート |
1988 | 門司側が参加し両岸合同に。以後、奇数年は門司、偶数年は下関で開会式を交互開催。 |
2019 | 打上げ数1万5千発に拡充、来場者75万人超。 |
2020‐22 | コロナ禍で中止またはサプライズ小規模打上げ。 |
2024 | 通常開催再開。門司側開会式で15,000発。 |
2025 | 第38回。下関側10,500発に増強し、総発数18,000発へ。 |
見どころ
- 海峡横断ワイドスターマイン
2隻×2隻の計4台船から同時早打ち。幅1.5 kmの光壁が両岸夜景に重なる。 - 水中花火
下関側の沖合に投下される半円水中花火が海面を真紅に染める。 - 門司港レトロ×花火の絶景
門司側では大正レトロの街並みシルエットと花火が同時撮影の人気スポット。 - フィナーレ
両岸がカウントダウン後にシンクロ点火。観客の歓声が海峡にこだまする。
アクセス&モデルプラン
起点 | ルート | 所要 | メモ |
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JR下関駅 → 下関会場 | 徒歩20分/シャトルバス10分 | 17:00から会場混雑開始 | |
JR門司港駅 → 門司会場 | 徒歩5分 | 駅前広場が最寄り | |
小倉駅 | JR鹿児島本線10分→門司港駅 | 5分毎に臨時列車 | |
車 | 両岸とも15:00~22:00広域通行規制・駐車場なし | パーク&ライド必須 |
モデルプラン(門司側例)
15:00 門司港着→門司港レトロ散策&焼きカレー→17:30 協賛席入場→19:40 花火→21:30 小倉で2次会→23:00 ホテルチェックイン
宿泊先5選(下関3 + 門司2)
宿名 | 特徴 | 会場まで | 目安料金* | 推しポイント |
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下関グランドホテル | 海峡ビュー客室多く部屋から花火可 | 徒歩15分 | 9,000~16,000円 | ロケーション重視 |
ドーミーインPREMIUM下関 | 天然温泉・夜鳴きそば人気 | 徒歩10分 | 7,500~12,000円 | 温泉&コスパ |
ヴィアイン下関 | 駅前徒歩2分・大浴場完備 | 徒歩18分 | 6,500~11,000円 | 鉄道派 |
プレミアホテル門司港 | 歴史的景観に映えるリゾート、部屋から観覧可 | 徒歩5分 | 12,000~20,000円 | レトロ×絶景 |
ホテルルートイン門司港 | 温浴施設付き・無料朝食 | 徒歩12分 | 7,000~11,000円 | 予算重視 |
*2025年6月平日最安参考。大会当日は+30~50%上昇を想定。
FAQ
Q | A |
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有料席はいつ販売? | 5月中旬に両岸公式サイトで発売開始。イス席・桟敷とも例年 1 週間で完売。 |
無料で観覧できる? | 岬之町埠頭、あるかぽーと(下関)や西海岸緑地(門司)は自由観覧可。ただし早朝から場所取り必須。 |
荒天時は? | 雨天決行、荒天・台風の場合は中止(順延なし)。可否は当日正午に公式Xで発表。 |
トイレは? | 仮設約300基。19時以降は20~30分待ちが目安。 |
ドローン撮影は? | 会場半径1 km・高度150 m以内飛行禁止。違反機は即通報対象。 |
まとめ
関門海峡花火大会は、県境を超えて“海峡全体がステージ”となる唯一無二の合同花火。
18,000発が瀬戸に映るダブルリフレクションと、両岸夜景のコラボは圧巻です。
有料席は春の発売直後に争奪戦、無料エリアも早朝から埋まるため、公共交通+早めの場所確保が鉄則。
港町グルメと絶景ホテルを組み合わせ、海峡が燃える一夜を満喫しましょう!