牛タンと笹かまの香りが残る夜のアーケードを抜け、広瀬川へ――。
8月5日19時15分、市中心部・西公園の対岸から一斉に立ち上るスターマインが、七夕飾りを揺らす川風とともに観客45万人を包み込みます。
打ち上げ 16,000発・50分、華やかな前夜祭は翌日の仙台七夕まつり開幕を告げる合図。
本記事では 開催概要、深掘り年表、観覧席/穴場、アクセス、花火が見える宿泊先5軒 までのガイド。
都市と自然が共演する“杜の都”の真夏のフィナーレを、迷わず満喫しましょう!
基本情報
項目 | 内容 |
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開催日 | 2025年8月5日(火)19:15~20:30(荒天時8月6日予備日) |
打ち上げ数 | 約 16,000発(都市型では東北最大級) |
会場 | 広瀬川河畔 〈西公園~仲ノ瀬橋〉周辺 |
観覧席 | 有料席:青葉山交流広場・国際センター駅前ほか(6月下旬販売)/自由観覧:西公園後方・広瀬通沿い等 |
主催 | 公益社団法人 仙台青年会議所 |
問合せ | 仙台七夕花火祭実行委員会 022-222-9788 |
仙台七夕花火祭:https://sendai-tanabatahanabi.com/
由来と歴史 ――“50発の花火”から16,000発へ
年代 | 主要トピック |
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1926-28 | 商店街連合の「七夕大売出し」「七夕競技会」で七夕飾りが復活、戦前の隆盛へ |
1946 | 仙台空襲からの復興を願い七夕祭再開(竹飾り52本) |
1970 | “ぼくとわたしのお祭り広場”として50発を打ち上げ、花火祭が誕生(主催:仙台青年会議所) |
1987 | 名称を「仙台七夕花火祭」に統一、打ち上げ数が毎年増加へ |
1993 | 打ち上げ1万2,000発を突破し東北最大級に |
2006 | 都市型では異例の1万6,000発体制を確立、レーザー演出導入 |
2011 | 東日本大震災直後も「復興ののろし」として開催、被災者に向けたメッセージ花火を実施 |
2020 | コロナ禍で無観客配信開催。オンライン視聴30万回超。 |
2025(第56回) | テーマ「輪・和・笑 ?『わ』が繋ぐ未来?」。CO?オフセット花火の初導入を予定 |
見どころ BEST 4
# | ハイライト | 解説 |
---|---|---|
1 | 600 mワイドスターマイン | 広瀬川両岸を覆う“川幅いっぱい”の開花でオープニングを飾る。 |
2 | 音楽シンクロ×市街地夜景 | ビル群・アーケード街の灯と花火の色彩が重なり合う“都市型”ならではのコントラスト。 |
3 | 「伊達ブルー」創作花火 | 仙台藩の紺色を再現した直径360 mの青い大輪はSNS映え必至。 |
4 | フィナーレ「仙台ゴールドレイン」 | 金カムロ+銀柳が45秒間降り注ぎ、川面が黄金色に反射。 |
アクセス & 周辺モデルプラン
起点 | ルート | 所要 | メモ |
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JR仙台駅 | 地下鉄東西線→大町西公園駅 | 3分+徒歩3分 | 駅改札から会場最短ルート |
仙台空港 | 空港アクセス線→仙台駅 | 25分 | 仙台駅で地下鉄乗換が便利 |
車 | 仙台宮城IC→臨時P | 20分 | 会場周辺16?22時交通規制。パーク&バスライド推奨 |
半日モデルコース
14:00 仙台駅着→牛タンランチ→15:30 七夕飾り散策(中央通り)→17:30 西公園屋台で夕食→19:15 花火観覧→21:00 すすきの…ではなく国分町で二次会→23:00 ホテル着。
花火が見えるおすすめ宿泊先 5選
スタイル | 宿名 | 花火ビューの特徴 | 目安料金* | こんな人に |
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高層ラグジュアリー | ウェスティンホテル仙台 | 26F以上“天空ビュー”客室限定「HANABI NIGHT」プランで真下に花火 | 1泊朝食付 24,000~45,000円 | 記念日・映え重視 |
老舗シティホテル | 江陽グランドホテル | 17Fスカイバー&一部客室から西公園側を遠望。観覧席セットの宿泊ツアーあり | 2食付 14,000~22,000円 | ディナー×花火 |
プレミアムビジホ | ダイワロイネットホテル仙台一番町 PREMIER | 高層階バスタブ横窓から花火を斜め正面に望む | 素泊 9,000~17,000円 | カップル・出張 |
駅近コスパ◎ | 仙台ワシントンホテル | JR仙台駅西口1分。高層階から遠望&徒歩で終電不要 | 朝食付 8,000~15,000円 | 友人グループ |
眺望重視ステイ | ホテルメトロポリタン仙台 | 最上階「スカイホール銀河」付きプランで花火観賞会開催実績 | 2食付 16,000~28,000円 | ファミリー・小さな子連れ |
*2025年5月平日参考/花火当日は+20~30%目安。
FAQ
Q | A |
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有料席の発売日は? | 例年6月下旬に公式サイトで先着販売(イス席4,500円~)。2025年も同時期予定 |
無料で観られる穴場は? | 広瀬通北側歩道・片平公園高台・評定河原河川敷など。視界が抜ける場所は17時頃には満席 |
荒天時の判断は? | 15時に公式SNSと公式サイトで発表。風速8 m/s超・視程1 km以下で翌日順延。 |
ペット同伴は可能? | 自由観覧エリアのみ可(混雑時は要抱っこ)。有料席・西公園内部は不可。 |
トイレ・屋台事情は? | 仮設150基+コンビニ多数。屋台は西公園東側に70店出店予定。 |
まとめ
- 8月5日19:15開演/16,000発・50分
- 発祥は1970年“50発”の児童向けイベント、半世紀で東北随一の都市型花火へ成長
- 席確保は6月下旬、宿はGW前までに予約が吉
七夕飾りの下で昼を遊び、夜は広瀬川に映る黄金のフィナーレ――。杜の都でしか味わえない夏の一夜を、ベストポジションと最適プランで堪能してください!